
川崎、横浜で活動する
パーソナルトレーナー兼セラピストの
渡邉卓也です!
前々回から、話している
良いものを摂取する前に
悪いものを撮らない!
今回は、トランス脂肪酸についてお話ししたいと思います。
一昔前に比べると健康の関心も高くなってきているせいか、一般の方でもだいぶ知っていたり、聞いたことがあったりすることも多くなってきたように思います。

油脂
まず、トランス脂肪酸を理解するためには油と脂について理解する必要があります。油と脂の違いは、簡単に説明すると常温の状態で液体か固形という認識で大丈夫です。
例えば、オリーブオイルや亜麻仁油やキャノーラ油は、油(あぶら)です。
一方、牛脂やラードなどは、固形化しており、脂(あぶら)と言います。
分子レベルの話とかになれば細かく説明できるのですが、とりあえず構造の違いで融点が違うということを認識してもらえればいいです。
トランス脂肪酸とは
簡単に説明すると、油(常温で液体のもの)を脂(常温で固形のもの)に、水素添加という方法で人工的に無理やり固形化させたものをトランス脂肪酸といいます。
食品でいうと、マーガリン、ショートニング、ファットスプレットなどが代表的なもので、それらを使用したお菓子やケーキ、パンなども今だに多く含有しています。
コンビニやスーパーで上のような商品の裏の食品成分表みたらビックリしますよ笑

ご丁寧にトランス脂肪酸とは、企業は書かないので、マーガリン、ショートニングとか書いてなくても植物油脂と書いてあるものは基本トランス脂肪酸と思ってもらっていいです。
問題点
そもそも健康に悪く、話題になっていたり、海外では使用に規制があったり、禁止の国があるのに、何故、日本では多く使われるか?と思いません?
まぁこれは結局、作り手側の利益や製造過程など様々なことがあります。農林水産省でもトランス脂肪酸についての説明はありますが、結局、日本では規定量を多く摂ることは少ないので、規制はしないという考えみたいです。
詳しく知りたい方は、↑をご覧ください。
そもそも、油は、空気に触れることで、酸化や変色が起きたりして、非常に不安定なものなんです。ようは日持ちをしないということ。それを水素添加という形で、固形化させることで全く腐らないし、虫も寄り付かない脂が完成し、我々の口に入っているのです。
別名プラスチック油とも呼ばれ、構造が、プラスチックとほぼ同じといわれています。
体への被害
トランス脂肪酸の健康被害は以下のようなものがあります。
- 悪玉コレステロールの増加
- 善玉コレステロールの低下
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 鬱や統合失調症などの精神疾患
- 各種アレルギー疾患の因子
などなど例を出すときりがありません。
国が摂りすぎなければ大丈夫と規制はしていない状況で、なーんだ安心だと思ったかもしれませんが、摂らないにこしたことはありません。
そもそも、毒だとわかっているのに、含有量が少ないから摂っていいとか私は理解できません。
極端ですが、コップに水が入っていて、その水は一見、普通の水となんら変わらないのですが、実は,どぶの水が少し入っています。でも健康には何ら問題ありません!と言われても飲む気しなくないですか??笑
でもそれと同じことが、トランス脂肪酸で起きていると私は思っています。

摂取するかしないかは、個人の自由ですし、私も強制をしようとは全く思っていません。ですが、健康を考えるうえでは先ず摂取を控るべき食品だと思います。
食べるか食べないかはあなたの自由です。
今一度ご自分の食事について考えてみてはいかがでしょうか???
今回はこの辺で!!
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